ハート・ロッカー
10,2010 01:00

アカデミー賞の作品賞をはじめ6部門も獲ったというから嬉しがって観に行きました。
レイトショーだったのですが、同じような嬉しがりの人たちが結構いました(笑)
さて、舞台はイラク。対テロの爆弾処理兵のリアルな日常が淡々と描かれています。
目を背けたくなる残酷な戦争の現実が次々と眼の前に現れます。
余計な感情表現や演出はそぎ落とせるだけ落として見事に硬派な仕上がりであります。
映画としては脚本や撮り方(いかにも低予算で作りましたよと分かってしまうカメラワークなど)も
良いし、主演のジェレミー・レナーも良い。そんなこんなで秀逸な作品だとは思いますが、
こういう作品がアカデミー選考委員好みなんでしょうか。
少なくとも近年見た戦争映画のジャンルの中では光っている作品には違いありませんが。
生まれてこの方平和にどっぷり漬かっているアタシ的にはアバターの方が好印象なんですが。。。
