吉寅とその近所の蕎麦屋@堺筋本町
27,2009 00:00
土曜のお昼、何となく鰻を食べたくなり「食べログ・鰻」で大阪1位のこちらに行ってみる事に。
吉寅

店内は座敷とかではなく普通のテーブル席。小さな中庭があります。落ち着いた風情です。
なんだかこの湯のみが妙でw


鰻丼定食と鰻定食。丼になっているかご飯と蒲焼が別々になっているかだけの差です。
お値段は3255円。結構高い。

・鰻丼定食


定食といっても鰻巻きとか付いているわけでなく、単に肝吸いと漬物が付いているだけです。
これでオーバー3千円とは。。。

あ~、なんか好みでありません。
流石に不味くは無いのですが、関東風なので百歩譲って風味が腰砕けなのはしょうがないけど。鰻のボリュームもご飯の量も少ないし、これが1500円だったら文句言いませんが3千円以上払って食べるクォリティーとも思えません。
土曜日に限り食後にコーヒーかシャーベットが付くという事で。。。


食後のお茶はこっちからリクエストしてほうじ茶にしてもらいました。湯のみもこっちの方が落ち着く。。。
関東風の蒲焼って店で出す鰻が天然モノが多かった時代の名残だと思います。天然鰻は皮も硬いし身の締まりも結構なものだろうから、一旦蒸すのはアリだと。でも近代の養殖鰻には関西風の地焼きが美味しいと思います。
帰りにこの近所の蕎麦屋さんに立ち寄りました。

メニューですが、十割そばをはじめ割と産地に拘った品揃えのようです。


そして何故かマグロの品揃え。一応天身を注文しましたが切れてました。


とりあえずざる蕎麦~十割そばを注文しました。
・自慢の十割ざる蕎麦 900円



あ~ダメ。まず蕎麦が硬すぎます。まるで乾麺の蕎麦をもどしたような。のど越しも良くありません。
伊丹の「ふか川」(ここの蕎麦もイマイチなのですが)をチープにした感じです。
汁蕎麦ならギリギリ許せる範囲か。
ツユはカドも丸くてカエシと出汁のバランスはいいんですが、山葵は混ぜっぽい。

蕎麦湯は単に蕎麦のゆで湯。まぁ蒸れてなかったしこれはいいんですが。。。
蕎麦は半分以上残してお勘定することに。その際、蕎麦を残しているのを店主がはっきりとみているのですが何も声を掛けてきません。こちら蕎麦教室とかやっていて割りと商売熱心みたいですが、店の姿勢はさてどうなんだろう。

本町の紀伊国屋さん。大きな本屋さんがある街はやっぱり好きだな~