じき 宮ざわ~京都・堺町

この日は関西全般大雪!でもめげずに京都まで足を伸ばして行って来ました。
じき 宮ざわ

京都・堺町に昨年12月にオープンしたお店です。ご主人も32歳とお若い。
期待の新店での夜の懐石。その内容とは。。。ブログランキング

●この日は最初から日本酒で。「鶴乃声 京都」 口当たり優しい吟醸酒です。選んだぐい飲みはこれ。


●白魚 山葵菜:染附鯰魚向付皿に白魚が可愛らしい。山葵菜でピリッとシャンと。


●すっぽんの卵とじ:梅花漆絵のお椀を開けると、えんぺらと卵のお吸物。生姜の香りが効いて
卵と椀ダネがするりと喉を通ります。


●造り~黄肌鮪、平目、カマスの焼霜:伊勢湾で上がった鮮魚。黄肌鮪は旨みが乗っかってますが
爽やか。カマスも見た目よりあっさりですが美味い。平目は熟成させて旨みも充分、藻塩で頂きます。


●真名鰹西京焼:魯山人写し銀彩糸巻皿。盛られた姿が本当に美しい。これ一目惚れ!
炭火でじんわり焼き上げられた肉厚の真名鰹の身には甘みが充分に乗っかってます。旨々!


●自家製焼胡麻豆腐:自家製の胡麻豆腐を焼いてその上に胡麻ペースト、炒り胡麻を散らしてあります。ねちっともちっと、胡麻好きにはたまらないでしょう。


●焼き穴子、水菜、湯葉の豆乳小鍋立て:このあたりもどちらかと言うと女性に喜ばれそうな鍋。
自家製の酢橘醤油に少しつけて頂きます。


●自家製唐墨、飯蒸し:まだまだイケそうだったので、これをコースに追加して頂きました。
このカラスミがイイ!あまり塩辛くなくはんなり、もっちり。まさに京風の唐墨です。


●ご飯、赤出汁茗荷、香物:土鍋羽釜で炊かれたご飯はお代わりを頂くたびに煮え花から食感が変化して面白い。赤出汁は茗荷が利いて味覚が再びシャンと!


●水菓子~伊予柑、苺

●抹茶、最中:朝鮮唐津の抹茶茶碗でお薄を。美味しく頂きました。


全体的に優しい感じの味。自分的には造りの鮮魚、西京焼の真名鰹、唐墨がかなり好き。
流れとしては自家製胡麻豆腐や豆乳鍋などから女性にも喜ばれるのではないでしょうか。
若いご主人さんですが、これからも充分に期待をもてる印象でした。
お会計は7350円の懐石に追加分(唐墨飯蒸し)と日本酒で20350円/2人でした。
じき 宮ざわ
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