熟成鮨 Rikyu@福島

最初に結論から
・店自体はオープンしたてで接遇等色々残念
・大将は雇われ店長。経営・親会社は マリブ食堂、穴子家NORESORE と同じ。
・熟成はプロトン冷凍で行い、今回提供の熟成ネタの熟成期間は半年(ホンマか?)にも及ぶものだそう。
・熟成させて旨み成分のアミノ酸が増えても、それに比例して美味いネタになるというものではないと確認。
レセプション記事がちらほらアップされているのを見て、試しに行って見ることに。
熟成鮨 Rikyu

気づかずに店の前を2~3度通り過ぎました。
見ての通り外装にお金かけていません。早期に撤退予定なのか?
暗い階段を上るといきなりカウンターが現れます。
着席するといきなりドリンクメニューを出されます。

色々と違和感感じまして、「熱いお茶で」
そして献立、料金等なんの説明も無くいきなりこれを出されました。
シラス三種盛り

はいはい、大人しく食べましょう。
続いてそのまま今度は大将らしき握り手がこれを出して来ました。
造り盛り合わせ~太刀魚(熟成)、はまち(熟成)、はも(熟成)、鯛、さざえ、鯖

私 「すいません、ここではどういった料理が出されるのか、何の説明もされないまま食べないといけないのですか?」
大将慌てて謝り説明を始める。どうやら6千円のワンコースとのこと。はいはい。
ショウサイフグと野菜の天ぷら

真イカと酒盗

皿出しが遅くなっているのでお詫びにと
お出汁たっぷりの茶碗蒸し


単にしゃばしゃばで食べにくいです。
鯛のさっぱり煮

何なんでしょう、このネーミングとこの出し方。(盛り付けというのも憚られる)
食べてみて悪くは無いんですけどね。
寿司~昼網の鯛と熟成鯛の昆布〆

シラスの黄身和え

車海老

熟成鰆、和芥子

シラス

またシラスですか。。。
雲丹

穴子

干瓢巻き

後は玉と吸い物と水菓子(イチゴ)
シャリは赤酢二種をブレンドしているものの、何の特徴もなくぼんやりした仕上がり。
握りの具合は適度な感じ。大将の握りの腕は悪くは無いのでしょう。
ネタに関しては上述の通り。旨み成分が増えさえすれば美味いというものではないなぁと。
これは肉の熟成と同じで、昨今流行のドライエージングの熟成肉が独特の香りを発するだけで
決して美味い肉になってはいない(主観)のと同じ。
どちらも食感等とのバランスが壊れているのかもしれない。微妙に歪になっている感がある。
確かに大型の白身の魚(平目や鯛等)は活け〆~おろしたてよりも2~3日寝かせたほうが美味いものもある。
しかしだからと言って、それらの魚を兎に角長期間熟成さえすればもっと美味くなるという訳ではないでしょう。
その他隣の4人組の客の一人が薀蓄タレでウザ煩かった。
年内の寿司屋訪問がここで終わるのはざんないので、年内にちゃんとしてそうな寿司屋一軒行く予定にします。
熟成鮨 Rikyu
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