すし処ととや@東銀座
今回は東銀座のこちらのお店。

とある辛口グルメ評論家をして「季節ごとの訪問をおススメしたい店」とまで言わしめるこちら。
よって結構期待して今回はこちらのお店をチョイスした次第ですが。
結論からざっくり言うと
・もうね、ガリからしてすえた匂いを感じてダメだった。
・柚子胡椒を使っている時点でこれもダメ。
・マグロ等の鮮度がどうも微妙で途中でお腹痛くなった。
・つまみと鮨と小瓶ビールで一人24000円は高すぎ!
(場所代というかもしれないが、銀座とはいえなんか辺鄙な立地だぞ!)
今回の写真ですが、店に入って空気的にも自分の気分的にもカメラ出して写真を撮ろうという気にも何となくなれず
途中でスマホで撮ったこの画像だけ。

まず、つまみから
・ひらめ、こはだ、生たこ
・細切りさよりの柚子胡椒あえ、あともう一品。
何も料理らしいことしていない、単なるネタの切り出し。まあいいか。
寿司は
・ひらめ
・すみいか
・こはだ
・春子鯛
・さより(柚子胡椒)
・赤身
・中とろ
・大とろ
・赤身漬け
・みる貝
・赤貝
・雲丹
・煮蛤
・穴子
・玉
写真で見るように寿司はかなり細いフォルム。小さめが好まれる江戸前鮨とはいえ、小さすぎでしょ。
それに赤酢のシャリが評価高いようですが、なんら良い感じだとは思えず。これなら前回銀座でいただいた
こちらのお店のほうがずっとキリリとして個性的で美味しかった。
最後の煮蛤と穴子のツメですが、これがまた甘ったるくてタネ質の風味ぶち壊し。
まず煮蛤のツメダレがダルくて、その次の穴子にもツメを塗ろうとするのを止めてもらおうかと思った位。
それにサヨリに和えられた柚子胡椒、大体それ使っている時点で魚の風味を無視しているとしか思えない。
あれは口の中に入れるとしばらく舌が痺れる位の破壊力有りますから。
本当このあたりは失礼ながらセンスないなあぁと呆れました。
多少よかったのは春子鯛とこはだ位。赤貝もダメで、マグロは春のものでまぁしゃーない。
まったくもって自分的にはいいところなしのお店でした。ほんと途中からゲー吐きそうになりました。
そして。。。

(別に経費で落とすつもりで領収書もらったわけでないよ。料金の覚書代わりで。)
授業料高くつきました。。。orz....
銀座の寿司に憧れと畏敬の念と、そして何よりの楽しみにしている気持ちがガラガラと音を立てて崩れました。
店を出ていつもの銀ブラもせず、急いでホテルにかえって暫く塞ぎこみましたとさ。
まぁ店的にはディープな常連が着いているそうで、俺みたいな一見はどうでも良いと思ったのでしょうか。
単に「自分に合わなかった」と納得させるしかないのか。。。
こういうことを書くと「所詮贅六野郎の口にはあわねーから!」とか言われそうですが
こんな寿司なら、分からんでもええわ。
立ち直るまで時間が掛かりそうです。次に東京に寿司食いに行くのはいつのことやら。。。