パナマ ラ・エスメラルダ ゲイシャ@Cafe RANBAN
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RANBAN

お店はの一階はこんな感じ。

砂糖壷、カワユス!

如何にも北国らしくていいなと思っていたら、後で聞いたらこれ長野県の木彫りのお土産品だそうなw
とりあえずストレートから。
マンデリン~スマトラタイガー 650円

隣にあるのは口直し用の炭酸水。
いい香りです。美味しいコーヒー。
水出しコーヒーのメニュー

以前から気になっていた一品がありましたので追加オーダー。
琥珀の女王

水出しコーヒーの上層に生クリームをはっているアイスコーヒー。美しい立ち姿です。

これ目茶ウマッッ!
あ~なんだろう、、、所謂「アイスコーヒー」「アイスカフェオレ」なんぞとはまったく別次元の飲み物です。
二層を崩さないようにチビリチビリと飲んでいくのですが、生クリームのいい香りと水出しコーヒーの
濃厚な香ばしさ、舌や歯にまでまとわりつくテクスチャー、とろりとした「甘い喉越し」。。。
中にはこれが大好きで全国のカフェの「琥珀の女王」をめぐって旅をされる方もいらっしゃるとか。
わかる気がする。。。
これ実はあの銀座のカフェランブルの名物メニューの一つだったのですが、
前回行った際リサーチ不足でオーダーし損ねていたんです。
次ランブルに行ったら絶対に飲んでみよう。。。
ここまできたら調子付いてきました。特別メニューが目に付きましたので、ゲイシャ種を注文。

生豆



ゲイシャ~パナマ エスメラルダ農園 1200円

なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!
カップを顔に近づけると明らかに柑橘系、ライムの香り、そして仄かにジャスミンの香りがしてきます。
口に含むと香気がいっそう膨らみ、仄かに酸味を感じます。浅煎り豆ですがきつい酸味というわけではありません。
これはコーヒーというよりどちらかというと紅茶に近い風味を感じました。
はぁ~世の中にはこんなコーヒーがあるんだなと驚嘆であります。。。

ゲイシャ種解説
コーヒーのロマネコンティ
コーヒーにもロマネコンティーのような最高級品があります。今、世界的にも注目を浴びているのが”ゲイシャ”種というエチオピア起源のコーヒー品種で、まるで花の香りのようなコーヒーです。
中でもパナマでとれる”ゲイシャ”種は、レモンジュースのような華やかな香りなどと別格扱いされ、とりわけポケテ地区エスメラルダ農園のそれはパナマ国際オークションで4年連続優勝、今年は1ポンド(435g)130ドルで落札され、最高価格を更新しました。
なにしろオークションに参加した国際審査の3人までもが100点満点を出したというのですから、この農園のコーヒーは「非の打ちどころがないほど完璧」と評価されたという事です。ポンド130ドルは日本円に換算すると32000円/1kgほどで、生豆の世界では超破格の高値です。
この世の中には、ロマネコンティのような希少性と類まれなる香りを売り物にするコーヒーも存在するのだということを知っておいてください。(コーヒー研究家 田口 護氏より)
初めての「ゲイシャ」はあまりにも衝撃的でした。。。
翌朝

ホテルから歩いて10分ですので、早速再訪です。
前夜飲んでいない残りの2つを飲みに訪れました。
まずはこれ

パピヨン・ブルー 1000円

あ~これもうまい。選りすぐりのティピカ種、管理された品質と焙煎、水、そしてドリップ。悪いわけがない。
朝ごはんも頂きました。

さて、残りは一つ、コピ・ルアーク

ご存知ジャコウネコの排泄物内から取り出されたコーヒー豆が原料。
コピ・ルアーク 1400円

あ~複雑な風味、香り、そして感覚としてのとろり感があります。
人によってはこれを飲むと体がホコホコとあったかくなる人もいるそうです。
朝はマスターの阿部さんご夫妻がいらっしゃったので、色々とお話を伺うことができました。
ありがとうございます。
コピ・ルアーク

こんな袋に入っています。

お店の2階も見せて頂きました。

フジローヤルの焙煎機を使っていらっしゃいます。一度に5kgまで焙煎可能だそうです。

最近コーヒーに興味を持ち始めて、こんなすごいコーヒーに巡り合えるなんて、
この旅行はそういう意味でもついていたな~と旅の神さんコーヒーの神さん感謝であります。
CAFE RANBAN