絶品鰻の新法則~うなぎ割烹 きた八:西宮市

土用の丑の日が近くなると特別鰻自体が美味しくなるわけではないのですが、この時期何故か食べたくなるのは不思議ですね。さて北新地や淀屋橋の老舗も考えたのですが、今晩はあえて西宮のお店へ。
うなぎ割烹 きた八

さてここで供される鰻。一般的に美味しいとされる鰻の焼き方とはちょっと違った方法で焼かれています。しかしそれははっとする美味しさでした。その秘密とは。。。ブログランキング



美味い!
玉子はほんのり甘くふんわりと。中の鰻もとてもいい感じ。

まずは肝吸いをずずっと啜ります。昆布が利いた出汁で美味しい。

いや、こちらの鰻は地焼き(蒸していない)なので皮がパリンとしててその下がジュワっと。身も香ばしくてほっこほこです。めちゃ好み!ちなみに三河産の鰻を使っているとのことです。
さてこちらの鰻の焼き方。鰻が好きには「炭火焼」にこだわる方がいらっしゃいますが、こちらはあえてのガス焼き。ただし天火なんです。こうすると上から焼くからガスの匂いもつかず、火力の微調整もキッチリできて脂も適度に下に落ちるんですね。
そして鰻はドブッとタレにつけず、「はけ」で身に丁寧に塗りながら焼いていく。これでパリンとした皮の食感が出るとのこと。
なるほど~理にかなっておいしいです。関西風地焼き鰻の場合、この焼き方がある意味ベストではないでしょうか。正直老舗の暖簾だけで実態はまったく美味しくない鰻屋さんが多い中、こちらの蒲焼は綺麗に美味しかったです。
またこの蒲焼の仕上がりからすると、どちらかと言うと身を小さめに切る「櫃まぶし」向きかもしれません。後でいただく鰻茶漬けも美味しいとのことです。次回はそれを是非!
うなぎ割烹 きた八
人気ブログランキング・レストラン部門へ!
